新潟県の南西部、3市町村(柏崎市、長岡市、刈羽村)にまたがるJA柏崎は、日本海と米山、黒姫山、八石山の 3山に囲まれ、河川については主に鵜川、鯖石川、別山川、渋海川という4つの川を有しています。
海岸地帯から山間地帯まで多様な環境を有しており、そのなかで稲作、畑作ともに地域の特徴を生かした農産物の生産を行っています。
基幹作物である米については、「コシヒカリ」はもとより、県下に先駆けて生産拡大に取り組んだ「こしいぶき」や、県下で一番出回りが早い「葉月みのり(収穫期:8月中旬~下旬)」を中心に、安全・安心で高品質な米づくりに取り組んでいます。
JA柏崎では、環境にやさしい米づくりの一層の推進強化をはかるため、25年産米から「エコグリーン作戦」を開始し、JA管内全域で「コシヒカリの農薬・化学肥料5割低減栽培」「網目1.9mmによる選別」に100%取り組むことを目指しています。
「みどりの畦畔づくり運動」や「育苗センターでの生物殺菌剤による種子消毒」にも、引き続き取り組んでいます。
また、登熟期の高温等により品質低下を招いていることから、適切な施肥や高温時の水管理、土づくりの推進など、 気象変動に左右されない安定した品質確保に向けた栽培技術指導の強化に取り組んでいます。
【主な具体策】
○稲作だよりの配布等によるタイムリーな情報提供
○重点指導地域の設定と指導会開催回数の増加
○土づくりの推進に向けた、土づくりマップの作成
JA柏崎の概要 |
|
銘柄別生産量 |
|
||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水稲農業施設 | 柏崎カントリーエレベーター、柏崎ラック式ライスセンター、自動ラック式低温倉庫、 小国カントリーエレベーター、 刈羽カントリーエレベーター、 西山ライスステーション |
さらに、地域の特徴を踏まえた「こだわり米(特別栽培米、棚田米、はさかけ米等)」や「地域指定米」の生産に取り組んでいます。
JA柏崎では、安全・安心な農産物の栽培・集荷・販売体制の強化と取り組みやすい環境整備を進めています。地域営農ビジョンに基づいて、園芸重点8品目の生産拡大に力を入れて取り組んでおります。
玉ねぎは、血液をサラサラにする効果があり高血圧や糖尿病に高い効果があると言われています。
JA柏崎では、定植から出荷までの機械化を整えて栽培しやすい仕組みづくりに力を入れており、主に学校給食や青果市場などを中心に出荷しています。6月上旬から収穫が始まり、最盛期は6月中旬から7月中旬です。
えだまめは、豆と野菜の両方の栄養的特徴を持った、とても栄養価の高い野菜です。新潟県のブランドである「新潟茶豆」や「湯あがり娘」を中心に年々作付面積が増えている品目です。JA柏崎では、収穫後の選別や袋詰め作業を受託するなど農家の労力軽減に力を入れています。7月上旬から出荷が始まり、最盛期は8月上旬から9月上旬です。
カリフラワーは、ビタミンCが多いのが特徴で、生のカリフラワーはみかんの2倍含まれています。
JA柏崎では、品種でははくすい、バロック、雪まつりを中心に、転作した田んぼでの栽培に取り組んでいます。9月中旬から出荷が始まり、最盛期は10月中旬から11月上旬です。
ブロッコリーは、疲労回復や美肌効果が期待できるビタミンCがレモン果汁の2倍以上含まれています。
JA柏崎では、秋の作付に加え、春の作付けにも力を入れて取り組んでいます。10月上旬から出荷が始まり、最盛期は10月下旬から12月上旬です。
アスパラガスは、免疫力を高めて肌荒れを防ぐβ-カロテンが多く含まれています。
JA柏崎では、小国地域を中心に栽培に取り組んでいます。5月上旬から出荷が始まり、最盛期は5月中旬から10月中旬です。
越後姫は、なにより香りが良く甘く、粒が大きいことが特徴です。
JA柏崎では、「JA柏崎越後姫部会」を中心とした6つの農家で生産しています。ハウスで育てられ、1月~5月までの長い期間、出荷されています。最盛期は4月上旬~5月上旬です。
サトイモは、低カロリーで食物繊維も豊富で、独特の「ぬめり」があるが特徴で、煮物やお味噌汁でも食されています。
当JA管内の南鯖石地域では形が細長く、粘りが強く、味が濃いサトイモの「土垂(どたれ)」を栽培されており、郷土料理「おいな汁」の材料として親しまれています。また、新道・黒滝地域では「新道いも」と呼ばれる丸型で大きなサトイモを栽培しています。
JA柏崎では10月中旬から出荷が始まり、最盛期は11月上旬から11月下旬です。
ニンジンは、カロテンが豊富で、ビタミンB・C、鉄も多く含み、栄養価値が非常に高い野菜です。炒め物や煮物、サラダ、漬物などに適しています。
JA柏崎では、学校給食への出荷を中心に作付を増やしています。
また、管内にある黒姫山のふもとの高柳町磯之辺地域では、「黒姫人参」と呼ばれる紅色の国分系長人参も栽培されています。
10月中旬から出荷が始まり、最盛期は11月上旬から11月下旬です。
下記のご紹介商品は愛菜館でもお買い求め頂けます。
柏崎市の鵜川地域産米「綾子舞」は、黒姫山の大自然が育んだコシヒカリです。
受け継がれる風味、その伝統的な美味しさは、まさしく名のとおり、優雅な舞のようです(集荷量に限りがある為、限定生産となります)。
柏崎市の中山間地域産米「綾子舞」は、黒姫山の大自然が育んだコシヒカリです。
受け継がれる風味、その伝承的な美味しさは、まさしく名のとおり、優雅な舞のようです。
日本の棚田百選に認定され、豊かで美しい自然の中で生まれた「じょんのびの里」は、ふるさとを愛する農家が大切に育て上げた棚田のコシヒカリです。
父なる山「八石山」、母なる川(渋海川)に抱かれた雪深き自然の中で、独自に開発した土づくり肥料によって作り出される「八石米」は、厳しい自然環境の中で培った人々の粘り強さと、たゆまない努力が生んだ、こだわりのコシヒカリです。
刈羽平野のど真ん中で育った「おらんち米」は、「農家が自分の家で食べている同じ味をお届けする!」を合言葉に丹精こめて育てられました。常温定湿乾燥方式のカントリーエレベーターによって、いつも変わらぬ美味しさを食卓にお届けします。
美しい日本海の夕日を見下ろす西山連峰から流れ出した別山川の清流で育つ「炭秀米」は、循環型米作り“炭化籾殻”を使用し、常温通風乾燥方式によって、時間をかけて仕上げられたコシヒカリです。
コシヒカリの孫にあたり色、味、つや、香り、粘りなどの良食味米の特徴を受け継いでいます。JA柏崎では、こしいぶきが育成された時から、県内で一番早く生産に取り組み「こしいぶきの郷」として商標登録し販売拡大に取り組んでいます。
粘り、味ともに優れ高級もち米として生産、販売されて切りもちお祝い事の赤飯には欠かせないもち米です。
8月に収穫・出荷される、新しい「極早生品種」です。いち早く、消費者の皆さんの食卓に新米をお届けしたいという想いから生まれました。粒が大きく、甘みが強いのが特徴で、しっかりとした風味を感じられます。
「きねつき餅」は、JA柏崎産こがねもち米を丹念につき上げた自慢の餅です。
8種類の味をお楽しみ頂けます。「白、草、豆、あわ、ぎんなん、きび、くるみ、古代米」
昔から親しまれてきた山菜の「ぜんまい」は、豊かな自然の風味です。
ぜんまいの太さで、金、銀、白とご用意しております。
精米について | 〒945-1352 柏崎市大字安田1524番地 柏崎農業協同組合 物流センター 営農経済部 経済課 TEL:0257-22-8500 FAX:0257-22-8511 |
---|
または最寄りの各支店へお問い合せ願います。